八坂神社と天王祭

八坂神社は京都の八坂神社の分社で、祭神は須佐之男命です。

病気や災害を防ぐ疫神です。明治初期の神仏判然令以前は、牛頭天王が祀られていました。そのため、天王祭と言われています。

文挾での起源は不明ですが、江戸時代の朝廷(京都)と日光を結ぶ例幣使により伝わったと思われます。

戦前までは旧暦の6月15日に行われていましたが、その後新暦の7月15日、そして現在は7月の第2日曜日と定められ、花屋台を奉納、曳きまわしを行い、神事を行います。

なお、前日土曜日の夕方には、氏子による宵祭り(神事ではない)が行われ、町内を花屋台が廻ります。

文挾町盆踊り

日光和楽踊りは、今や県内どこでも盆踊りとして使われていますが、1913年に大正天皇・皇后両陛下が、日光電気精銅所に民間企業としては初めて行幸啓されたことを記念して、自然発生的に歌い踊られたのが、発祥の由来とされています。
踊り手は、手踊り、笠踊り、石投げ踊りの3種類で踊ります。手踊りと笠踊りが中心で、石投げ踊りは銅山の採鉱者たちの動作をもとにしたものです。